無
自分は一体何がしたいのか。
転職をしてもうすぐ1年を迎えるが、
わからない。
前職は金銭的にかなり苦しかった。
大学の同期が遊びまくっていたことがとてもうらやましかった。
キャバクラ行きたい。
うまいもん食いたい。
うまい酒をたらふく飲みたい。
彼女と結婚したい。
金はなかったがそんな気持ちでいっぱいだった。
その為に仕事をしていた。
転職して年収があがった。
遊ぶ金ができた。
彼女にゆうに奢れた。
飯もうまいものが食えるようになった。
が、そこまでそれを望んでいなかったことに気づいた。
彼女と別れた。
飯も別にこだわりはない。
俺は何の為に生きて行けばいいのか。
考えても出てこない。
死を意識するようになった。
生きてても意味がない気がしてきた。
契約社員なので、来年また転職活動をせざるを得なくなる可能性が高い。
また年収が落ちて、また金の欲望がでてくるのかもしれない。
ただし、またそこで戦う自信がない。
26歳。来年で27歳。笑えない。
なにがしたいんだ?
なにを実現したいんだ?
どうせなら天災や通り魔に刺されて死にたい。
新聞の無料購読を試してみた
若者の新聞離れが叫ばれて久しい。
僕も一人暮らしを始めてから新聞はほとんど読まなくなった。
ただ無職なので時間は溢れるほどあるし、時事に関しての知識に自信がなかったので、
紙媒体の使い勝手の再確認とニュースに強くなる為に朝日新聞を無料購読してみた。
所感をメリットとデメリットに分けて箇条書きにしてみる。
■デメリット
・ゴミが増える:
ほんとうざい!折込とか見ないし!出るごみの量が1週間で3倍くらい増えた。
・スペースをとる:
上にも関係しているけど、新聞が溜まってくると結構な体積になる。読んだらゴミ袋に入れているが、結構な体積になって持ってみると結構重かった。。
・持ち運びづらい:
かばんにいれると結構かさばるし、広げて読もうとすると腕が疲れる。アイフォンの携帯しやすさを再確認した。
■メリット
・興味がないことも一応知れる:
一通り誌面には目を通すので、「へーこんなことあるんだ」とテレビやネットで話題にならないことや興味がいない分野でも知ることができる
・気になった話題は読んでいくことで掘り下げられる:
興味が話題は読み進めていくことで詳細まで知ることができる。ネットだといちいち検索して調べなくてはならないので、その点は使いやすいと思う
・テレビ番組を知れる:
テレビ欄を見ることでその日観たいテレビ番組がわかる。テレビ離れと新聞離れは関係してると思った。
こんな感じ。
日々の話題を面で捉える事はテレビはネットニュースで事足りると思うけど、何か興味があるトピックを掘り下げるには新聞は便利だと思った。
あと僕は映画が好きなので、木曜か金曜の夕刊にあった映画特集は面白かった。
メリットとデメリットを考えると、やっぱり新聞は取らないかなー。。
テレビ欄と映画特集をやってる夕刊誌だけは読みたいかなぁ。
ネットで自分から検索するのって疲れるしね。
「地獄でなぜ悪い」を観た
「地獄でなぜ悪い」を昨日、映画館へ観に行った。
~感想~
めちゃくちゃ面白かった。
ノンストップで面白かった。
去年の夏頃に映画評論家の町山さんがツイッターでつぶやいていたのもあるし、
園監督が長年温めていた脚本ということも聴いていたので、
観たくてしょうがなかった。
ただ、就活で家に籠っていて映画なんて気分になかなかなれなかったし、
いつもの癖で「観よう観よう」と思ってなかなか腰が上がらないのもあって観に行けず、
終わってしまった。
そんな中、昨日たまたまネットサーフィンしていたらテアトル新宿でやっているのを知って、
しかも最終日だということもあり、反射的に家に飛び出し小田急線で新宿まで向かった。
観終わったあと、ドキドキが止まらかった。
帰りの小田急線のホームで心臓が痛くなって気持ち悪くなった。(久々に都心に行ったせいかもしれないが。。。)
個人的な意見だが、映画は映画館で観た方がいい映画とホームシアターで十分な映画があると思う。
「地獄でなぜ悪い」は前者だと思う。
劇中でのこれでもかという程の銃声や抜刀、刀を交わす音、飛び散る鮮血は目を見張るものだった。
それだけじゃない。
脚本、キャスティング、音楽、演出、全てが最高だった。
「金儲けの為だけに作られたクソみたいな映画ばかりの日本に、最高の映画をぶち込んでやるんだ!!!!」
作中で映画狂の平田がそんなような事を叫んでいたが、監督の叫びのように感じた。
「ありがとう。」
帰りの新宿駅に向かう道中、何故か園監督に向けて、心の中で呟いた。
少し涙が出た。
銀杏BOYZと僕
銀杏BOYZの新しいアルバムを聴いた。
感想としては、「ん???」という感じだった。
例えるならば、激辛ラーメンで有名な「中本」のあの激辛な中にも野菜の旨味や甘みを堪能したくていざ店に行ったら、出汁が効いてないような、辛みが今一つなような、なんか物足りない感じ。
自分は銀杏BOYZのファンである。
何故かというと、遡ること高校時代。。。。
当時青春パンクが流行ってて、自分も最初は好きでハイスタやらゴイステやらガガガやらいろいろ聴いてた。
けどだんだん同じようなバンドが増えてきて、よくよく聴いてみると愛だの青春だの、努力だの、同じようなフレーズ、同じようなリフ・アレンジばっかで冷めてしまった。
しまいにはオレンジレンジとか湘南乃風とかいう、ノリだけで軟派な感じの音楽が流行ってて、教室で誰かが爆音で流してたときは鬱陶しくてしょうがなかった。(ファンの人には申し訳ない。。)
そんな中で、銀杏BOYZのアルバムが2枚発売された。
最初はゴイステの曲をイメージして聴いていたから、今日の今のような「ん???」という感じで、失敗したかなーと思ってたが、ズルズルとアルバムの世界にはまっていった感じだった。
「頑張れば報われる!」みたいな泥臭い青春や、「楽しけりゃいいっしょ!思い出作ろーぜー!(SEXSEX!)」みたいな青春とは全く違うベクトル。
「何が青春だよ。報われねーじゃねーか。楽しい思い出なんか一つもねーよ。」みたいな、排他的な青春パンクがそこにあった。
当時彼女は出来ず、部活も補欠で成績も悪く落ちこぼれで、少ないおこずかいでコソコソ音楽アルバム借りて聴くのが唯一の楽しみだった自分には衝撃的だった。
こんな感じで昔は銀杏BOYZのアルバムを擦り切れる程聴いてた。
時は経ち、、、、
現在25歳。もうすぐ26歳。
無職である。新卒で入った会社を辞め、就職活動中。
夏に辞めて、ズルズル離職期間が延びて半年になる。
何をやっていたかというと、ひたすら自分のしたい営業について考えていた。
家で一人で。ああでもないこうでもないと、自分のやりたい営業は何か、考えていた。
面接を受けて内定は貰えるが、なんか違う。辞退。考える。面接→内定→なんか違う→辞退→・・・
を自分のWILLが見つからず悶え苦しみながら繰り返していたらアッという間に年を越してしまった。
そんな時、銀杏BOYZが新しくアルバムを発売すると聴いた。
どハマりしていたときと比べると感情の振れ幅は少ないが、やっぱ嬉しかった。
どんなアルバムなのか、音楽雑誌の峯田和伸のインタビュー記事を読んでいたら、
今回のアルバムの曲作りはより「精神的な部分」とかなり向き合っていたとのこと。
「自分の表現したい音楽をひたすら突き詰めていた」というようなことだったと思う。
「やりたい営業を考えるのと曲の音作りに向き合うのって案外似てるのかなー」なんか考えてたら、なんか救われた感じがした。
年を越して、やっと自分のやりたい営業が何か見えてきて、離職のブランクに対する企業の目には怖さはあるものの、今は胸が晴れてすがすがしい気分である。
そして今日、新しいアルバムを聴いた。
「???」って感じで、高校時代と同様、今の所はまだアルバム曲について咀嚼しきれてないんだろう、たぶん。。。
これからじっくり、音楽に向き合ってきて捻り出した峯田のアルバム(=音楽に対するWILL)を聴いていこうと思う。