「地獄でなぜ悪い」を観た
「地獄でなぜ悪い」を昨日、映画館へ観に行った。
~感想~
めちゃくちゃ面白かった。
ノンストップで面白かった。
去年の夏頃に映画評論家の町山さんがツイッターでつぶやいていたのもあるし、
園監督が長年温めていた脚本ということも聴いていたので、
観たくてしょうがなかった。
ただ、就活で家に籠っていて映画なんて気分になかなかなれなかったし、
いつもの癖で「観よう観よう」と思ってなかなか腰が上がらないのもあって観に行けず、
終わってしまった。
そんな中、昨日たまたまネットサーフィンしていたらテアトル新宿でやっているのを知って、
しかも最終日だということもあり、反射的に家に飛び出し小田急線で新宿まで向かった。
観終わったあと、ドキドキが止まらかった。
帰りの小田急線のホームで心臓が痛くなって気持ち悪くなった。(久々に都心に行ったせいかもしれないが。。。)
個人的な意見だが、映画は映画館で観た方がいい映画とホームシアターで十分な映画があると思う。
「地獄でなぜ悪い」は前者だと思う。
劇中でのこれでもかという程の銃声や抜刀、刀を交わす音、飛び散る鮮血は目を見張るものだった。
それだけじゃない。
脚本、キャスティング、音楽、演出、全てが最高だった。
「金儲けの為だけに作られたクソみたいな映画ばかりの日本に、最高の映画をぶち込んでやるんだ!!!!」
作中で映画狂の平田がそんなような事を叫んでいたが、監督の叫びのように感じた。
「ありがとう。」
帰りの新宿駅に向かう道中、何故か園監督に向けて、心の中で呟いた。
少し涙が出た。